だからあなたは採用されない？【面接は３秒で決まる】現役面接官が教えるダメな求職者の共通点

毒いちご

こんにちは、採用担当の仕事をしてる、毒いちごです。

長年、採用担当として色々な方を面接してきたのですが、今日はどんな方が会社に選ばれるのか、逆に不合格になってしまうのは何故なのか、お話したいと思います。あくまで私の主観となりますので、ご了承ください。

面接するまでのやり取り

メールでのやり取り

今の時代、自社ホームページにお問い合わせフォームが付いてますので、こちらから求人の応募が入る事が多いです。メールはレスポンスが鍵となります。連絡しても返事が遅い場合は、仕事に対しても遅いのかな？とネガティブな印象を持ちます。ただ殆どの方は1日以内に返事をしてくれます。求職者側からも、返事が遅い会社は不安になりますので、なるべく早く見学や面接の日程の提示をするように心掛けていますね。

電話でのやり取り

直接電話での求人応募も勿論受け付けています。私が電話を受けるのですが、電話での声の印象で、ほぼその方の雰囲気は99％分かってしまいます。

メールは文字なので会うまでは分からないのですが、電話はその人の特徴を隠せません。声のトーンだったり、敬語の使い方、間の取り方。人間性が出てしまいますので、自信のない方は電話で応募するのは辞めた方が無難かと思います。

逆に電話の対応に自信がある方は、電話で自分をアピールする良い機会です。電話で好印象の方は、面接でも問題ないお人柄の方が多いです。

面接日当日

面接の時間に遅れてくる人は問題外です。

大体皆さん、5分～10分前にいらっしゃいます。私が最初にロビーにお迎えに行くのですが、会った瞬間に大体その方の印象をリサーチします。私なりのチェックポイントをお伝えすると、

リクルートスーツ

皆さんリクルートスーツで面接にいらっしゃいますが、私の会社は中途採用の方がほぼ100％なので、スーツでなくても問題はありません。ただ、Gパンはご遠慮くださいとお伝えしたのにも関わらず、ダメージジーンズで着た方はお断りさせて頂きました。入職したとしても、指示を理解出来ない可能性が高いからです。

あと、リクルートスーツで面接に来ても、何処かで踏みつけられたようなホコリだらけの方もお断りしました。普段着ないのでクローゼットの中にしまってあったのは分かりますが、ホコリや目立つヨレのあるスーツを着る位でしたら、普通の落ち着いた色合いの服で面接を受けた方が好印象です。ホコリだらけでも構わず面接に臨むような人は、入職後にデスク周りが汚れていても平気かも？とルーズなマイナスイメージになります。

靴

１番その方の人柄が出る場所といっても過言ではないです。最初に会って顔を見て、挨拶で頭を下げた時に靴を見ます。どんなに外見を整えていても靴がボロボロの方は、仕事でも最後まで責任を持って出来ないからです。あと女性の方に多いのは、つっかけタイプのビーサンで面接に来る人。間違いなく、後々問題を起します。例えば休みがちになったりとか、取引先からクレームが来たりですね。

あと注意点は、面接の際に部屋に通すのですが、一旦靴を脱ぎます。これはハードルが高いです。靴を履いている時は何も問題がなくても、脱いだ時にその人柄が露呈してしまうからです。例えば、中敷きが真っ黒でボロボロとか、実は素足だったり、派手なペディキュアが現れたり。

逆に足元が普通の方は、入職後も問題なく働いてくれる可能性が高いのです。

表情

最後は会った瞬間の表情で、大体その人なりの印象が分かります。今はコロナ禍でマスクをしていますので、目の表情しか見れないので難しいですね。初対面なので緊張されているのは当たり前なので、ロビーで軽く雑談から始めます。雑談は相手が答えやすい質問しかしません。

雑談でその方の表情を見ています。話し方や目の動き、コミュニケーション能力が分かるからです。私の質問に対して、「はい」や「いいえ」で終わる場合もありますし、相手からコメントが返ってくると見込みありです。

例えば「平日なので交通量が少なく、思ったよりも早くこちらに到着して散策していました」とかですね。

これが採用のポイントになります。

あと過去に面接した人の中では、

最初に上記の印象だと、採用しても大丈夫かな～と正直悩みます。

目を前髪で隠している人は悩んだ末に採用したのですが、やはり後々問題がありました。自分のやり方が1番で、上司のアドバイスや指導が全然頭に入っていかない方でした。無意識に髪で人をブロックしていたようです。

面接中に合否は決まっている

いよいよ、面接室にご案内です。面接は私を含めて3～4人位で行っています。私は既にご挨拶を含めてお話をしていますので、心の中で「採用・不採用」のジャッジの擦り合わせにいきます。

こちらの最初の質問は2つです。

最初に相手の方に話をさせるスタイルです。

話している内容は履歴書に書いてあるので、そんなに深く聞いていません。その方の話し方や目の動かし方、身振り手振りを見て相槌を打つだけです。

上司と合わないので退職しましたとか、給料が安いので退職しました・・・そんな正直な人はいないです。

面接中は緊張してても良いんですよ、一生懸命何かを伝える熱意があればこちらは分かります。当たり障りのない、一辺倒の志望動機なんて、私は聞いていないですから。

まとめ

色々と私の主観で面接のチェックポイントを書いてきましたが、いかがだったでしょうか？

会社の面接官は何人も人を見ているので自然に目が肥えてしまいます、会った瞬間と声でその方の印象が分かりますので、気を付けて下さいね。

最初の印象が悪いと感じてしまうと、面接官達は早く切り上げようと質問が少なくなったり、あまり突っ込んだ話をしなくなります。

カッコつけなくて良いんです。

小難しい話をしなくて良いんです。

今まで自分がやってきて人が喜んでくれた事を素直に話してみて下さい。

誠意を持って、対応すればきっと合格出来ますよ！自分を信じて下さいね。誰かがあなたを必要としてくれる会社がきっとあるはずです。